東海道五拾三次を歩く第11回
東海道五十三次を歩く
藤沢〜茅ケ崎

 

 4月8日、いつものルートで、藤沢駅へついたのが9時35分。遊行通りを北上し、旧道へ向う。前回詣でた遊行寺の南300mの境川にかかる遊行寺橋のところで、旧道に合流する。そこから500Mのところが藤沢宿の中心地だ。妙善寺入口の本町交番前バス停の所に、文久2年(1862年)当時の町並みが書かれた藤沢宿復元図が貼ってあった。関沢商店で千円で売っているとの掲示があったがその店には誰もいなかった。
 10時12分、白旗交差点につく。右手を見ると白旗神社の大きな鳥居が見える。平泉で最期を遂げた義経と弁慶の首が頼朝の元へ届けられ、首実検が済むと首は捨てられたが、土地のものに拾われ、ここに埋葬され供養された。この義経を祀り、鎮守としたのが白旗神社である。藤沢宿は江の島道と宿のはずれにある大山道があるため大いに賑わった。
 この通り沿いは、ペットショップが多い。犬、猫、小鳥、そしてしばらく行くと、動物病院だ。引地川にかかる引地橋から川を見下ろすと、鯉がウジョウジョ泳ぐ。河畔は桜が満開。養命寺の隣はメルシャンワインの工場、右側に「おしゃれ地藏」があり、ワインの香りがぷーんとする。
 二ツ家稲荷前のホンダプリモ湘南藤沢支店前の芝生で小休止。上正寺を過ぎたところで、右手を見ると、手招きをするおばさんに誘われ、手招きされた奥の寺による。山王山観音院慶徳寺で、「4月8日はお釈迦さまの誕生日」の看板が。甘茶をかけてお参りし、甘茶をいただいた。松林1丁目辺り、ところどころりっぱな松並木が残っている。12時丁度、日本橋から14番目の一里塚到着、左折して茅ケ崎駅に至る。










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